「いまの仕様が気に入ってるけど、ちょっとはイメチェンしてみたい」「イベントに参加したいけど、前回から何も変わってない」…そんな悩みを手軽に解消できる画期的アイテムが、ドイツからやって来た!
フォリアテックの「スプレーフィルム」は、その名の通りスプレーするだけでフィルムのような膜が形成できるスグレモノ。膜なので、簡単に剥がすことができてしまうのだ!
その目新しさばかりが注目されてしまうけど、施工しやすい点もスプレーフィルムを語る上で忘れてはいけないポイント。スプレー缶でペイントする際は塗料の飛散に気を使うけど、スプレーフィルムの場合は塗料の粒子が大きいので、風のない場所であれば広く飛び散ることはない。塗料がボディなどに付着しても、簡単に剥がすことができる。3〜4回は重ね塗りしたいが、短時間で乾くので、1回塗った後、5〜10分も待てば次の層に取りかかれる。しかも、入念な下地処理が不要なのだ!
そんなにも簡単に塗装できるのに、通常使用での120〜150度耐熱を実現。剥がれてきた部分のみを再塗装し、修復することもできる。
塗装可能面積は、スプレー缶1本あたりホイール2本のディスク面が目安。布や木などの浸透する素材やゴム類等でなければ塗ることができるので、ボディや樹脂部分はもちろん、バイクや自転車などにも使用できる。この楽しさを知ったら、病み付きになること間違いなしだ!
1、下地処理は汚れを落とす程度でOK。シリコンオフなどを使って脱脂までできれば理想的だ
2、塗装したい面だけを残してマスキングする。ボルト穴も埋めておくことがポイント
3、薄くスプレーし、10 分程かけて乾燥させる。最初の段階では色むらを気にする必要はない
4、きれいに剥がせる色ムラのない塗装面を目指すのなら、3〜4回は重ね塗りしたい
5、塗装面が剥がれないように気をつけながらマスキング材を取り除けば、作業終了だ!
塗料が浸透する素材やゴム類などでなければ塗ることができるので、バンパーやミラー、インパネ、メッキのエンブレム等にも使用できる。足付けなどの入念な下地処理を施すことなく手軽に塗れる点も嬉しい。ペイントする前のチェックとしても利用価値大だ。